ÙE Anniversary:25年の歴史、5年の忍耐
4品種を別々に蒸留し、その後、長い時間を木樽とともに過ごします。

2025年、PercotoのNonino蒸留所に並ぶステンレス製タンク。 — Naturpuur、Wikimedia Commons、CC BY-SA 4.0。
家族の記念日
2009年11月、Cristina、Antonella、Elisabetta Noninoは、ÙEの誕生25周年を祝いました。ÙEは、両親が1984年に生み出した、ブドウを丸ごと使う蒸留酒です。Anniversaryは、その家族の記憶をリゼルヴァに託した一本です。熟成への取り組みはもっと早く始まっていました。蒸留所の90周年にあたる1987年、娘たちはすでに、貯蔵庫でÙEの熟成を始めていたのです。
La Corte Segretaがこの歴史に惹かれるのは、記念日そのものが製造の一段階になっているからです。蒸留酒を取っておき、時間を与え、ブドウの別の表情に出会います。
一つになる前の、四つの表情
Ribolla、Moscato、Merlot、Malvasiaは、別々に蒸留してからブレンドします。「Riserva Monovitigni」という名前が複数形なのは、品種ごとの蒸留酒を合わせることを示すためです。原料は、果皮、果肉、果汁を含む、発酵させたブドウ全体です。この一本はブドウの蒸留酒であり、搾りかすから造るグラッパではありません。
ブレンドは、LimousinとNeversのオーク製バリック、さらにSherryを入れていた小樽で、5年以上を過ごします。アルコール度数は43%で、数量限定の番号入りです。
ブドウと、木樽が重ねる味わい
琥珀色は着色料を加えず、熟成によって生まれます。花や果実の香りに、バニラ、アーモンド、ドライフルーツ、スパイスの気配が重なります。口当たりはしなやかで余韻が長く、時間がさらに奥行きを与えています。
La Corte Segretaでは、Anniversaryを、透明なUvabiancaの次に出会う一本と位置づけています。ブドウを丸ごと使うという同じ考え方から、二つの道をたどります。封印された熟成のアーカイブでは、この二つ目の道をさらに紹介しています。